2024/3/6
侘助椿(ワビスケツバキ)について、調べてみました。
「侘助(ワビスケ)」の語は、安土桃山時代、茶道隆盛の時期に生まれたと考えられています。豊臣秀吉の朝鮮出兵時に侘助という人物が持ち帰ったとされ、茶人笠原侘助に因んで名付けられたとも言われています。古今を問わず茶室の花として多く使われ、俳句の季語としても頻繁に登場するそうです。日本の美的感覚を象徴する花であり、茶道や日本文化に深く根付いています。
椿はいけばなにおいても多彩ないけ方、表現方法があり、歴史的な背景も考えると、大変奥深い花の一つです。