2020.12.29~12.1
本当に色々なことがあった2020年が暮れ、新しい年の始まりです。明るく希望のある年にと願いを込めた「お正月の祝い花」は華やかかつ粛々とした気品と喜びが感じられます。いきいきとした植物からたくさんの鋭気をもらいましたので、この先、例え困難なことがあったとしても立ち向かっていけそうです。
2020.11.24~11.7
新型コロナウイルス感染症拡大の第3波襲来のため、自宅にこもりきりの日が多くなってきました。この時間を有効にしようと思うのですが、集中力がそがれて、なかなか行動が伴いません。何処をどうしようかと考えているうちに毎日が暮れてしまいました。反省!
それでも私たちは幸せです。外出が制限され安心して戸外に飛び出すことができなくても、いけばなを楽しむことができました。この季節ならではの紅葉に心躍らせ、爽やかな風を感じることができたからです。
2020.10.27~9.15
明日は平地でも雪の予報が出ている札幌です。慌てることがないように、一昨日(11/1)車のタイヤ交換も済ませましたので、いつ雪が降っても大丈夫です。市内の街路樹は、すっかり紅葉ならぬ黄葉して黄色からオレンジ色のグラデーションが美しいのですが、風が吹くたびハラハラと落葉する様子にはやはり感傷的になります。
さて、このひと月余りを振り返って写真を見ると、残念ながら花の種類が少なく感じます。みなさんにもっと季節感のある色々なお花をいけてもらいたいなと感じました。私にとって、これからの課題です。
2020.9.8 ~ 7.14 移ろいゆく季節を感じながら
2週間の夏休みを挟んで2ヶ月分のお稽古の作品を、一挙に掲載しました。こうして見てみると、自然感のある作品をいけるための花材がなかなか手に入りにくくなりました。自分で育てた花やいただいた花材を活かして工夫したり、とチャンスを逃さずにいけないと、次の機会がいつ訪れるか分かりません。
7月、綺麗なスモークツリーをいただいたので、みんなで写景盛花のお稽古をしました。お花屋さんから届いた花材にお庭のものをプラスして何とか自然観を醸し出そうと知恵を絞りました。近所のお庭でもよく見る沙参(シャジン)は、キキョウ科の植物で、薄紫色の釣鐘状の花をいっぱいつける野の草です。山野草が好きな方々には『沙参に始まり沙参に終わる』と言われるほど人気のある植物です。同時に奥が深い魅力があります。札幌には、藻岩山(モイワヤマ)という観光スポットになっているポピュラーな山がありますが、この山の名前を冠した藻岩沙参(モイワシャジン)という花があります。ずいぶん前のことですが、夏の暑い日、実際に藻岩山で出会った時はとても感動しました。恥ずかしそうにうつむいたままの淡い紫色の小さな花が本当に愛おしく思えました。
2020.7.7 6.30 & 6.23 普段通りの地味なお稽古を続けていると・・・
色々な花型を学びお稽古を重ねているうちに、何時しか様々な表現方法のレパートリーが増え、ある日、自分でも「こんなことができるようになったんだ!」と、少し驚き嬉しく思うことがありました。随分前の記憶ですが、『あなた、凄いねッ!』と、ポンと肩を叩かれ、振り向くと笑顔の先生がいて、嬉しいような照れくさいような。今思えば、ステップを一段上がった瞬間でした。
2020.6.16 & 6.9
初夏の日差しが気持ちの良い札幌です。隣接する公園では、生き生きとした萌黄色の葉が風にそよぎ木々の囁きのように感じます。コロナ禍の中にあっても、こうして静かな落ち着いた雰囲気の中でいけばなをするひとときは、心に安らぎを与えてくれます。勿論、いけばなばかりではなく、様々な文化にそのような役割や力があることと思います。
2020.6.2 久しぶりのお稽古、再開!
北海道の6月らしいいかにも爽やかな季節となりました。木々の芽吹きはすでに大きく育ち、何時もの年ならば窓からお花見ができるほど美しい桜はとうに散り、季節が一つ飛ばされたような感覚です。
さて、マスクを着用していても小声で話し、ドアや窓を開け、できる限りの対策を講じながらいわゆる新スタイル(?)でのお稽古再開です。それでもこうしてお稽古ができるようになりました。嬉しいです!
2020.6.1 教室自粛解除のお知らせ
3月以降教室を自粛していましたが、6月からようやく当教室のお稽古を再開できることとなりました。3ヶ月間のお休みはとても長かったです。今後の活動については、北海道や札幌市の感染状況および提言に従うこととしますので不確定要素はありますが、引き続き感染拡大防止に努めてお稽古をしたいと思います。
みなさま、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
2020.2.25
花木の美しい季節が巡ってきたと思っていましたら、思いもよらない事態に直面しました。
2月28日、鈴木北海道知事から「緊急事態」が宣言され、当東月寒会館は開館の自粛要請を受けました。その為、3月からこの教室もお休みしております。この状況がいつまで続くのか、未だに先の見えない不安はありますが、今できることをひとつひとつ大切にして過ごしたいと思います。
2020.2.18 2.4 1.28 1.21 & 1.14
新型コロナウイルス対策のため『緊急事態』が宣言(2/28)されて6日目です。予定されていた会議や会合はキャンセルとなり、いけばな教室の開催は当面自粛することにしましたので、必要最低限の外出以外は家にいます。そこで、これまでに溜まりに溜まって消化しきれなかった書類や写真を整理し始めました。当ホームページの滞っていた写真もようやく掲載できそうです。