<2018年度>らいおん組レポート

2019.3.22 今年度のらいおん組さん最後のいけばなは、卒園式の飾り花です!

 いよいよ翌日に卒園式を迎える日となりました。スポンジが入った器は、この日のためにそれぞれが手作りで作成したものです。カラフルな紙粘土や毛糸などを使用して作ったそうです。この飾り花は、卒園式の花道として飾られ、終了後は各自が持ち帰るそうです。そのため、この日の作品はフラワーアレンジメントです。みんな、一生懸命いけました。出来上がった作品は、どれも生き生きとした喜びに満ちています。最後にみなさんからサプライズの歌のプレゼントがあり、胸にグッときました。

 ご卒園、本当におめでとうございます! 

2019.2.21 春の代名詞「菜の花」をいける

 卒園式まで、あとひと月余り。昨年4月に年長さんになってほぼ10ヶ月が過ぎました。この間の育ちの大きさには本当に目を見張ります。澱みのないまっすぐな瞳で花をいける様子もなかなか様になってきました。このまま伸び伸びすくすくとした成長を願わずにはいられません。

2019.1.23 初春の慶びをいけばなで

 札幌では、お正月前からインフルエンザや悪い風邪が流行っていて、この日はお休みの人が何人かいました。でも、お花屋さんから届いたお花は、ピンク系統のチューリップ、ガーベラ、スイートピー、それに菜の花です。明るく可愛らしい色合いに気分がほっこりします。暖かな春を連想します。それもそのはず、もうすぐ節分。節分と言えば、立春。この寒さももうしばらくの辛抱です。

2018.12.20 クリスマスの飾り花

 今日はラフルな色合いの花々が届いています。バラやガーベラ、スイートピーなどの明るい色彩に心が弾むようです。足元をヒバの枝葉が引き締め、作品にまとまりが付きます。こどもたちの楽し気な様子が嬉しいです。こうしてひとつひとつの行事を経て、体験が力となり、やがて来る春に向かっていくのですね。

2018.11.30 明日は、みんなが楽しみにしている『生活発表会』です。

 私がこどもの頃の『学芸会』にあたる『生活発表会』の前日とあって、みなさんのすごく張り切っている様子がうかがわれました。演目を尋ねると「浦島太郎(うらしまたろう)」とのこと。昔語りがきちんと伝承されているのですね。役柄を聞くと、一斉に声が上がりました。亀、亀をいじめるこどもたち、乙姫様、それに浦島太郎や村人など、最後に「うらしまたろう」の歌も披露してくれて、いよいよ気分は盛り上がってきました。

 左右のバランスを考えながら心を込めていけたお花は、どれも素敵に仕上がりました。大勢の方々に見てもらえる機会なので、みんなとても嬉しそうです。

2018.10.31 二十四軒保育園あお組さんとの交流です!

 今年は例年になく暖かな日が続いています。札幌の街中の街路樹が紅葉してとても綺麗です。特に黄色やオレンジが多いと感じています。さて、この日は、二十四軒保育園のみなさんと交流いけばな体験です。出来上がった作品をそのままバスで持ち帰ることができるようにオアシスを使用してフラワー・アレンジメントです。何時もとはちょっと違う雰囲気に、スッと背筋を伸ばし少し緊張しながらも真剣に取り組む姿が印象的でした。とても楽しくできましたね。

2018.10.4 好奇心が全ての始まり!

 9月のいけばな体験は、地震の影響で日程がとれなくなり残念ながら中止となりました。でも、みなさんの元気な姿を見て安堵しました。さて、このところ台風の通過などでお天気を心配していましたが、この日は最高の登山日和。意気揚々としたこどもたちの円山登山遠足に同行しました。こどもたちにとっては、見るもの触れるもの感じるもの全てが心をときめかせる宝物ですよね。

 登山口へ向かう円山公園で空を見上げた子が「あっ、月だッ!」と叫びました。スカッとした青空を仰ぐと確かに月が見えます。午前9時48分。下の空の写真です。みなさんにも月が見えますか? 写真を拡大して見てください。白々とした細い月が西の空にしっかりと写っています。最近、日中に月を見ることが無かったので嬉しいです。このような月を『有明の月(または有明月)』と言います。

2018.7.26 色々な花留に実際に触れてみよう!

 園庭に設置されたプールを見て、夏を実感。今年のような暑い夏にはこどもたちも気持ちが良いだろうなァと思います。しかし、つい数ヶ月前のこの園庭にはそり遊びの雪山がありました。こんな風にはっきりとした季節の変化を当たり前のように感じることができる幸せを大切にしたいと思います。

 さて、この日は色々な花留を持参しました。ひざを突き合わせてひとつひとつ紹介するたび、こどもたちからは驚いたような歓声が湧きました。特に、七宝にピタリと枝を直立させて見せると「オォー!」というような感嘆の声が。私にとってはほんの些細なことですが、こどもたちのまっさらな心に語りかけることの重みと責任を感じました。

2018.6.21 二回目のいけばなは、擬宝珠(ギボウシ)の葉をゆったりとひらいて

 花はさみの使い方の復習です。はさみの握り方を思い出し、カーネーションの茎の下部を何度か切って練習しました。

 それから、いよいよいけ込みです。花材を見ると可愛らしい程よい大きさのギボウシが入っていましたので、これを最初にいけることにしました。両腕を大きく広げるように左右に展開し、その中央部にお花を入れます。少し緊張気味のこどもたちは真剣な表情ですが、なんだか楽しそう。「お花の顔をよく見てね」の声に応えて頭をひねります。カーネーションの茎が細いので剣山に挿しにくかったですが、みんなよく頑張りました。

2018.5.24 初めまして、らいおん組のみなさん!

 新しいらいおん組のみなさんとこの日が初めてのご対面。お部屋に入るとみなさんはきちんとかしこまっている様子です。自己紹介をして、早速お道具の説明です。なかでも一番注意するのは鋏です。怪我をしないように落ち着いて、落ち着いて、ハサミの握り方から練習です。なかなか上手です。何度もチョキチョキ繰り返しました。それから、いざ本番です。

 明るく元気の良いらいおん組さん、これからの約一年間、よろしくお願いします。

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